ふるさと納税のワンストップ特例申請手続きの途中で、少しミスをしてしまいました。
僕はマイナンバーカードを持っていないので、ワンストップ特例申請の添付書類にはマイナンバー通知カードのコピーを使っています。
その際、本当は本人確認書類(運転免許証など)のコピーも必要なのですが、忘れていました。
マイナンバー通知カードの表面・裏面の両方があれば問題ないと勘違いしていたのです。
そのせいで
(1)コンビニでマイナンバー通知カードの裏表両面をコピー
(2)家でオンライン特例申請書記入中、免許証のコピーが必要なことに気付く
(3)コンビニで免許証をコピー
という形で、無駄にコンビニを往復することに・・・。
結果的にはポスト投函前に気付いたので申請に問題はなかったのですが、無駄足で疲れました。
ワンストップ特例申請に必要な書類
ワンストップ特例申請をする際には、「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」(ワンストップ特例申請書)に加えて、下記の添付書類を自治体に送付する必要があります。
つまり、下記の3点が必要になります。
(1)寄付金税額控除に係る申告特例申請書(ワンストップ特例申請書)
(2)個人番号確認書類
(3)本人確認書類
(2)と(3)がいわゆる「添付書類」と呼ばれるものですが、こちらが少々ややこしいのです。
ワンストップ特例申請書の「添付書類」とは?
それでは添付書類2つ( 個人番号確認書類・本人確認書類 )について、具体的に見て行きましょう。
マイナンバーカードの場合
マイナンバーカードを持っている場合は、とてもシンプルです。
①個人番号確認書類・・・マイナンバーカードの裏面のコピー
②本人確認書類・・・マイナンバーカードの表面のコピー
つまり、マイナバーカード1枚(裏表)で事足りるということですね。
※裏面に個人番号(マイナンバー)の記載がある点に注意。
マイナンバー通知カードの場合
一方でマイナンバー通知カードだと、こうなります。
①個人番号確認書類・・・マイナンバー通知カードのコピー
②本人確認書類・・・身分証のコピー(運転免許証・パスポート・健康保険証等)
一見すると、それ程ややこしくないように見えます。
ただ、マイナンバー通知カードのコピーというのが少々曲者なのです。
というのも、マイナンバー通知カードは住所変更があった場合、変更後の住所が裏面に記載されます。
ワンストップ特例申請で通知カードを使うためには、住所が正しくないといけませんので、通知カードの裏面のコピーも添付する必要があるのです。
つまり、マイナンバー通知カードで住所変更がある場合、添付書類は次の3点になります。
①個人番号確認書類
(1)マイナンバー通知カード表面のコピー
(2)マイナンバー通知カード裏面のコピー
②本人確認書類
(3)身分証のコピー(運転免許証・パスポート・健康保険証等)
僕は①に関して、マイナンバーカードのケースと混同して、「マイナンバー通知カードの裏表があれば問題ない。」と勘違いしてしまったのですね。ややこしい・・・。
マイナンバーカードもマイナンバー通知カードもない場合
なお、マイナンバーカードもマイナンバー通知カードも持っていない場合は、①個人番号確認書類が住民票になります。(令和2年5月25日以降に引越して、マイナンバー通知カードの住所が変更されていない場合も同様。)
①個人番号確認書類・・・個人番号が記載された住民票の写し
②本人確認書類・・・身分証のコピー(運転免許証・パスポート・健康保険証等)
この場合は、添付書類が2つなので、マイナンバー通知カード(住所変更あり)を使うより混乱が少ないかもしれません。
まとめ
ふるさと納税のワンストップ特例申請において、マイナンバー通知カードを使って申請するケースにおいて、マイナンバー通知カードの裏面に現在の住所が記載されている場合は、添付書類の数が多くなります。
①個人番号確認書類
(1)マイナンバー通知カード表面のコピー
(2)マイナンバー通知カード裏面のコピー
②本人確認書類
(3)身分証のコピー(運転免許証・パスポート・健康保険証等)
実際には3点のコピーが必要ですが、個人番号確認書類と本人確認書類の合計2つだと考えていると、必要な書類を見落としてしまう可能性があるので、気を付けましょう。
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