お風呂(シャワー)には毎日入るべきか?メリットとデメリットは?

最近考えていること。

それは、お風呂・シャワーには毎日入るべきかどうかということ。

別にその分のお金を節約したいというわけではありません。

それに、「毎日シャワーを浴びて、身体を洗わないと気持ち悪い。」という感覚もあります。(僕はお風呂に入るのは月に1~3回程度で、後はシャワーで済ませてしまいます。)

ただ、シャワーを浴びる前にお酒を飲んだ日など、お風呂に入るのが面倒な日もあります。

加えて、最近はテレワークなので、家の外に全く出ない日もあります。そんな日は汗もかきませんし、衣服や身体の汚れも少ない。そして何より、多少フケがあろうが臭いがしようが、他人に迷惑を掛けることはありません。

だとすると、「毎日お風呂・シャワーに入る理由は何だろう?」と純粋な疑問を持ったわけです。常識を疑うことって大事ですよね。

事実、海外では2~3日に一回の頻度でしかシャワーを浴びない人もたくさんいると聞きます。

ここで一度冷静に、毎日お風呂に入るメリット・デメリットを考えてみます。

毎日お風呂・シャワーに入るメリット

まずは毎日お風呂・シャワーに入るメリットの方からです。

メリット(1):気持ちいい

第一に何と言っても、お風呂に入ったりシャワーを浴びると気持ち良いというのが挙げられます。

僕はシャワーに10分もかけませんし、普通の人よりはお風呂・シャワーが好きではないタイプの人間だと思っています。

それでもやっぱり、夜にシャワーを浴びるとサッパリして気持ち良いです。特に疲れている日なんかは、シャワーや湯船に浸かると疲れが取れるような気がしますね。

普通の人は、これが一番の動機でしょう。

メリット(2):身体が清潔になる(汗の臭いが消える・フケが出なくなる)

二つ目の理由は、当然ながら、身体が清潔に保たれることです。

逆に言うと、毎日お風呂に入らないと、体臭がきつくなってフケも出て来てしまいます。

冬場ならまだしも、夏で汗をかきやすい時期で、人と会う場合にはこれはマナー違反です。

お風呂・シャワー嫌いの人が毎日入らないといけない理由は、主にこれでしょう。

メリット(3):ベッドが清潔に保たれる

メリット(2)に近いのですが、ベッドが清潔に保たれるという点もメリットです。

ベッドのシーツを毎日洗っている人は稀だと思いますので、連日同じシーツの上で眠ることになります。そうであれば、なるべく清潔にしておきたいですよね。

寝ている間にも汗をかくとは言え、一日過ごして書いた汗や皮脂の汚れを、そのままベッドに持ち込みたくはありません。

ベッドをなるべく清潔にするためにお風呂・シャワーに入るという面もあると思います。

※日本人は一般的に夜にお風呂に入りますが、海外では朝にシャワーを浴びる人も多いそうです。理由は、寝ている間にかいた汗を流して、フレッシュな状態で1日をスタートしたいからだとか。色んな考え方がありますね。

メリット(4):感染症対策になる

最後のメリットとして、お風呂で身体を清潔にすることは感染症対策になる、という側面もあるようです。

注意点として、お風呂・シャワー程度の温度では新型コロナウイルスの最近は死滅も不活性化もしないそうです。

温泉成分は様々あるがRNAウイルスである新型コロナウイルスは細菌とは異なり、容易に消毒はされないと考えたほうがよいと思われる。熱に対しては90℃程度以上15分間で不活化されるという報告はあるが、40~42℃・湿度60%程度の浴室での伝搬性が弱まることは考えにくい。

温泉施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第2版) (日本温泉協会)
https://www.spa.or.jp/news/general/4412/

あくまでも、一般的に、清潔に保っていた方が感染症にかかりにくいですよ、という話です。

それでも、「帰って来たらすぐにシャワーを浴びましょう」と言っている専門家もいますし、例えば外出していて髪などに付いている新型コロナウイルスの細菌をお風呂で洗い流すことで、部屋の中やベッドに持ち込まない、といった観点では意味があるのだと思います。

毎日お風呂・シャワーに入るデメリット

逆にデメリットの方はどうでしょうか。

めんどくさい

少数派かもしれませんが、お風呂やシャワーに入るのが面倒だと思う人もいます。

特に男の子なんかはそうではないでしょうか。

僕も子どもの頃は、いちいちお風呂に入るのが嫌でしたね・・・。

水道代・ガス代がかかる

経済的なデメリットとして、お風呂・シャワーに入ると水道光熱費(特に水道・ガス)がかかります

参考に、僕の2020年12月のガス代・水道代がこちらです。

・ガス(TEPCO):2,388円
・水道(東京都水道局):1,903円(2ヶ月で3806円だったので、単純に2で割りました。)
————–
計:4,291円

料理や皿洗いにも使っているので、シャワーだけでどれだけの料金かはわかりませんが、少なく見積もっても、1ヶ月で3,000円はお風呂・シャワー代にかけているでしょう。

仮にお風呂・シャワーを2日に1回の頻度に減らせば、月に1,500円の節約・・・。

1人暮らしの場合だと、大した金額じゃないですね(笑)

免疫力が低下してしまう

また、過度な入浴・戦場によって微生物が失われてしまうことで、免疫力が低下してしまうという研究もあります。

ラーソン氏によれば、入浴は汗の匂いを取り除いてくれるが、病気から身を守るという点ではむしろリスクを高めてしまう可能性があるという。肌の乾燥している人が頻繁に入浴すると、肌はさらに乾燥してしまう。乾燥してひび割れた皮膚は感染症を引き起こしやすくなるというわけだ。適切に手を洗い、毎日清潔な服を着ていれば、十分衛生的だとラーソン氏は語っている。

(中略)

入浴して体を洗うことで皮膚の油分が流れ、皮膚の免疫系を支えている微生物集団を損なってしまう可能性を指摘する。ミッチェル氏によるとシャワーは週に1、2回で十分。抗菌成分の入ったボディソープなども使うべきではないとのこと。また、体を洗うにしても臀部や鼠蹊(そけい)部といった強い臭いを発する場所のみに留めるべきだという。さらに、洗髪も頭皮が乾燥気味なら数週間に1回で十分としたうえ、たとえ油分が多いなど頭皮に問題があったとしても週に2回程度で十分とのことだ。

「毎日の入浴・シャワーは健康に良くない」医者や学者が断言! 洗髪も数週間に1回でOK… 微生物との共生こそ至高
https://tocana.jp/2018/05/post_16711_entry_2.html

※こちらは2018年の記事なので、コロナウイルスの話は考慮していません。

過度な入浴・シャワーは皮膚の健康に良くないのですね。(それにしても、シャワーを週に1、2回というのは、現代の日本人には耐えがたい頻度だと思いますが…)

まとめ

毎日お風呂・シャワーに入るメリットは基本的に、清潔さを保つという1点にあります。

一方で、デメリットとしては、お金や時間・手間がかかる、免疫力が低下する、などが挙げられます。

気持ち良さという感覚的な側面を重視するなら毎日お風呂・シャワーに入るべきだし、実利を取るなら数日に1回の頻度でも問題なしです。(ただしコロナ禍の現状、外出した日に関しては、やはり髪や身体を洗った方が良い。)

結論として、1人暮らしで部屋から一歩も出てない日、かつ、冬場など汗をかかなかった日に関しては、無理してまで、お風呂(シャワー)に毎日入る必要性はないと考えます。

ただし、ベッドのシーツが汚れないように、寝る前に顔を洗うとか、シーツはこまめに洗濯するといった対策は必要でしょう。頭の汚れが気になるなら、頭にタオルを巻いて寝るとか。

まあそうは言っても、普通の日本人の感覚からすれば、「毎日入らないと気持ち悪い」と感じるとは思いますけどね。

こんな考え方も出来るよ、というご参考までに。

ちなみにこちらは、闇金ウシジマくん31巻「フリーエージェントくん」編に出て来る、佐藤朋子さん。(フリーエージェントくん編は、コミックス30巻~32巻にまたがって収録)

竹山耕太と佐藤朋子1(闇金ウシジマくん31巻「フリーエージェントくん」編)
竹山耕太と佐藤朋子2(闇金ウシジマくん31巻「フリーエージェントくん」編)
竹山耕太と佐藤朋子3(闇金ウシジマくん31巻「フリーエージェントくん」編)

彼女は「スナックじゅんこ」というスナックで、客商売をしているにも関わらず、三日置きでしかお風呂に入っていません。そしてフケが目立っています。

これは完全にアウトです!笑

小ネタ 節約
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