漫画『賭博破戒録カイジ』において、カイジは給料日初日に散財・豪遊してしまいます。
それでは結局、合計で何ペリカを使ったのか。そして内訳はどうなっているのか。
考察してみたいと思います。
※「何言ってんだコイツ」と思った方は、こちらの記事をお読みください。
合計金額(合計で支払ったペリカ)
班長の策略に引っ掛かって、カイジが給料日初日に散財してしまった金額。
実はこれ、作中で答えが出されています。
『賭博破戒録カイジ』第1巻第8話「決壊」より。
ご覧の通り、「41000ペリカ」です。
カイジが1ヶ月間、汗水流して働いて受け取った月給が91000ペリカ。
半分には届きませんが、それに近い金額を1日で使ってしまったのです。
カイジが思っている通り、「いくらなんでも目茶苦茶」です。
班長に嵌められたとはいえ、ひどい状況・・・。
41000ペリカの内訳の考察
ここで、41000ペリカの内訳を検証してみたいと思います。
値段と注文数がハッキリわかる商品
まず、カイジが注文する様子がハッキリと描かれているのは、ビール350ml(5000ペリカ)に焼き鳥(7000ペリカ)、ポテトチップス(3000ペリカ)だけです。ビールは最初に1本注文した後、追加注文しています。
そして、肉じゃがを注文したこともわかっています。
カイジが、「こんなコンビニの焼き鳥や肉じゃがが」と言及しているからです。ただし、肉じゃがの値段がいくらなのか(何ペリカなのか)については、実は作中に記載がないのです。
後は、カイジの食事の様子から判断していくことになります。
ビールは4本置かれていますね。カイジが追加注文したビールは3本だったようです。
最初に注文したのが350mlだったので、サイズから見て他も全て350mlでしょう。500mlのロング缶は6000ペリカです。そう考えると、350ml×4=1400mlで20000ペリカよりも、ロング缶500ml×3=1500ml、18000ペリカの方がお得だと思いますが、そのあたりに無頓着なところも、カイジのダメな部分なのでしょう。
他に注文した商品を見てみると、カイジの左足の前にちくわのようなものがありますね。これはちらっと描かれていた、チーズちくわ(5000ペリカ)とみて間違いないでしょう。
ここまでで、値段がはっきりしている商品について整理してみます。
商品名 | 単価(ペリカ) | 数量(個) | 小計(ペリカ) |
---|---|---|---|
ビール(350ml) | 5000 | 4 | 20000 |
ホカホカ焼き鳥 | 7000 | 1 | 7000 |
ポテチ(うすしお味) | 3000 | 1 | 3000 |
チーズちくわ | 5000 | 1 | 5000 |
合計 | – | – | 35000 |
合計35000ペリカです。
カイジがこの日使ったお金は41000ペリカなので、残りは6000ペリカです。
カイジが他に買った商品は?
それでは、カイジが残り6000ペリカを何に使ったのでしょうか?
まずはっきりしているのが「肉じゃが」ですよね。それ以外に注文した商品はないのでしょうか?
ここで改めて、この画像を見て下さい。
わからないのが、赤枠で囲ったトレーです。こいつの正体が掴めません。
カイジの目の前にあるのが肉じゃがとチーズちくわ、抱えているのがポテトチップス、左手に持っているのが焼き鳥なので、謎のトレーが1つあることになります。
カイジは他に何か注文していたのでしょうか・・・。
実はもう1枚、参考になりそうな画像がありますので、そっちも見てみましょう。
ここで見ると、トレー容器は全部で3つなんですよね・・・。焼き鳥・チーズちくわ・肉じゃがの3つで数が合うことになります。(ちなみに上段一番手前の木目調っぽいトレーがチーズちくわだと思うんですが、最初と比べて大きさとデザインが変わっている気がしますが、気にしないことにしましょう。)
となると、カイジの右膝にあったのは何だったのか。取り皿か何か、一時的に使っていたのでしょうか・・・。
※なお上記の画像ではビール缶は5本ありますが、1本は班長の差し入れ分だと推測されます。
肉じゃがの値段相場
検討のため、カイジが注文したのは、残り肉じゃがだけと仮定してみます。
そうすると必然、肉じゃがの値段は6000ペリカとなります。
この金額が妥当なのかどうかを考えます。
参考にセブンイレブンの冷凍食品の値段設定はこうなっています。
・とろ~りチーズソースちくわ:208円
・北海道産男爵芋の肉じゃが:238円
肉じゃがはチーズちくわより若干高いですね。
量がわからないのであくまでも参考ですが、これと比較して考えると、
・チーズちくわ5000ペリカ
・肉じゃが6000ペリカ
という価格設定だとしたら、非常にしっくり来るように感じます。
仮にカイジが肉じゃがの他にもう1品、何か商品を買っていたとすれば、肉じゃがの値段はチーズちくわ以下ということになります。あのサイズのトレーの商品で、1000ペリカより安いということはないと思いますから。
それはあまり考えられない気がしますね。
内訳の結論
結論として、肉じゃがの値段が6000ペリカが僕のファイナルアンサーです。
謎のトレー容器のことは見なかったことにします。
ということで、これがカイジの41000ペリカ豪遊の内訳表です!
商品名 | 単価(ペリカ) | 数量(個) | 小計(ペリカ) |
---|---|---|---|
ビール(350ml) | 5000 | 4 | 20000 |
ホカホカ焼き鳥 | 7000 | 1 | 7000 |
ポテチ(うすしお味) | 3000 | 1 | 3000 |
チーズちくわ | 5000 | 1 | 5000 |
肉じゃが | 6000 | 1 | 6000 |
合計 | – | – | 41000 |
以上、カイジトリビアでした!
コメント
肉じゃがのフタでは?
負債者さん、コメントありがとうございます。
肉じゃがのフタですか!なるほどなるほど、その発想はなかったです。
焼き鳥と同じように、ラップでフタをしている形しか考えていませんでした。
その可能性はありそうですね!それでいかせて下さい!!