会社で賞を貰ったり、何か功績を評価された場合に「金一封」が配られることがあります。
僕も今年、ありがたいことに会社から金一封が支給されました。
封筒を受け取ったのですが、会社では中身を確認せず、平静を装って過ごしました。
内心、「やった~、ラッキー!」でしたけど。
家に帰って早速、ワクワクしながら開封します。
(臨時収入1万円は大きいな~♪)
封筒を開いてみると、中身は1万円ではなく、何と3万円・・・!
理外の諭吉3枚・・・!
よく見ると、のし袋の裏面にも「金参萬圓」という文字が。
どうやら、間違えて多めにお金を包んでしまったわけでもなさそうです。
「金一封」の”一”の文字から、1万円入っているのが金一封だと思っていたのですが、勘違いだったようですね。
「金一封」とは
ネットで「金一封」について調べてみます。
のし袋(熨斗袋)などに包んで贈る金銭。金額を明確に述べない場合の表現として、「金一封が贈られます」のように用いられることが多い。のし袋には「寸志」などと書かれることが多い。
weblio辞書「金一封」
ふむふむ。
なるほど。そもそも「金額を明確に述べない場合の表現」に金一封が使われるとのこと。
全然知りませんでした。
一というのは、お金を包む封筒のことを指すのですね。つまり、お金(金額は明確ではない)を1つの封筒に包んだものが、金一封だと。
「金一封」はいくらが相場なのか?
では結局、金一封とは金額にするといくらが相場なのでしょうか?
ちょっと古い記事(2016年)&母数がかなり少ないですが、ネットでこのような記事を見つけました。
Q.「金一封」と聞いて、いくらくらいを思い浮かべますか?(全187票)
1位 1万円〜3万円(61%)
CanCam.jp
2位 1万円以下(16%)
3位 3万円〜5万円(13%)
4位 5万円越え(10%)
金一封で思い浮かべる金額は、「1万円~3万円」が圧倒的1位です。
僕が想像していた1万円も、実際に戴いた3万円もこの範囲に収まっているので、非常にしっくりくる結果ですね。
2位以下は得票数を見ても、どんぐりの背比べです。誤差の範囲だと思われます。
それにしても2位が「1万円以下」っていうのは意外ですけどね。封筒を開けて、千円札が出てきたら、結構ガッカリしてしまう気がします・・・。
「金一封」に税金は掛かるのか?
1つ気になったのが、金一封に対して税金がかかるのか、ということです。
結果からお伝えすると、金一封にも税金がかかります。
世知辛い・・・。
ただ封筒に入れて現金で支給する場合は、会社側で「給料を計算する時に課税対象に含めて源泉徴収して、控除の欄で前払い分として引く」という手続きを取ってくれるようです。
なので、受け取った側として確定申告をしたりする必要はありません。
源泉徴収された上での手取り金額が、「金一封」の中身になっているということですね。
安心しました。
まとめ
「金一封」とは、1袋のし袋に包まれたお金を指すもので、明確な金額は決まっていません。
一般的な感覚としては、1万円~3万円を想像する人が多いようです。
なお、金一封にも税金がかかりますが、会社側で源泉徴収の処理を行った上での金額が「金一封」の中身なので、受け取った側は特に納税手続きをする必要はありません。
せっかくいただいた臨時収入ですので、有意義に使いたいものです。
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