短期間でお金を稼げたら良いのに。
そう思うことってありますよね。
そんな方達のために、今回はこち亀の両津勘吉が発案した「倍ばい貯蓄」という貯金方法をご紹介しましょう。
この「倍ばい貯蓄」をしっかりと最後まで実行すれば、なんと10日間で1,800万円もの貯金を築くことが出来ます。(元手が17,580円必要です。)
10日間で1800万円ってヤバいですね。
リオネル・メッシには敵いませんが、常人では短期間で到底稼げない金額です。(メッシの場合、9時間で1800万円を稼いでしまいます。)
ちなみに両さんが1800万円を貯める目的は、「競走馬を買いたい」というものです(笑)
やはり考えることのスケールが大きい!
果たして、両さんの編み出した「倍ばい貯蓄」とはどのような貯金法なのでしょうか?
両津勘吉発案の「倍ばい貯蓄」
「倍ばい貯蓄」の内容については、両さんの説明を聞いてみましょう。
わしの倍ばい貯蓄とは
両津勘吉の「倍ばい貯蓄」(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第26巻「両津式貯蓄法!?の巻」)
明日は今日の倍 貯金する!
たとえば 一日に10円から始め 次つぎに ふやす……
これならむりなくためられるわけだ
はい、ということです。
「倍ばい貯蓄」とはその名の通り、貯金額を毎日倍にしていくという貯金方法です。
毎日少しずつ(?)、金額を増やして行くので無理がないと理論ですね!
両津は現在17,580円を貯金しているので、下記の表の通り、10日間で1800万円に到達するという計算です。
日付 | 貯金額 |
---|---|
現在 | 17,580円 |
1日後 | 35,160円 |
2日後 | 70,320円 |
3日後 | 140,640円 |
4日後 | 281,280円 |
5日後 | 562,560円 |
6日後 | 1,125,120円 |
7日後 | 2,250,240円 |
8日後 | 4,500,480円 |
9日後 | 9,000,960円 |
10日後 | 18,001,920円 |
(※両さんの手書きは、汚い上に計算が雑なので、数字がちょっと異なっています。)
「倍ばい貯蓄」の実現性
この「倍ばい貯蓄」、途中で破綻することが誰の目にも明らかですよね(笑)
というか僕だったら、給料日を除いて、1日後の35,160円すら用意出来ません。最終的に1日で900万円を貯金するなんて、宝くじかBIGにでも当たらない限り、到底不可能です。
さすがに両津も途中で厳しくなります。
途中まで貯められていただけでもすごいですけどね。両さんは才能の塊・お金儲けの天才なので、何かしらの方法で稼いでいたのでしょう。(漫画では、食費の節約以外にお金を貯める方法は記載されていません。なお、ギャンブル資金や酒・タバコに使うお金は貯金の対象外だそうです…。)
結果、両さんは倍ばい貯蓄計画は失敗に終わります。
(あれ?あと10回ということは、その後全く進んでいない…?)
ただし両さんはここから、最終的に名馬を購入することになります。
その方法と、名馬の活躍については、コミックスをご覧下さい。
やっぱり、そう簡単にお金を稼ぐことは出来ませんね。
まあ両さんは他の方法でもっと莫大なお金を手にする場面もあるのですが、僕のような凡人は、長い時間をかけてコツコツとお金を貯めていくしかありません。
頑張っていきましょう。
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