もうすぐプロ野球のキャンプインです。
僕のように野球やサッカーを観ることしか楽しみがない人間にとっては、プロ野球の開幕が待ち遠しい。今年もコロナが不安ですが、普通に開幕出来ると良いですね。
ところで、ストーブリーグで注目なのは、何と言っても契約更改。
プロ野球選手の契約更改は夢があって良いですよね。
最近では、メジャーリーグへのポスティング移籍を断念した菅野智之投手が、年俸8憶円(推定)で契約更改したことが話題になりました。
8億って凄すぎます。年末ジャンボ宝くじの1等(7憶円)以上のお金を自力で稼ぎ出すなんて、凄いとしか言いようがない。
そして、毎年悪い意味で話題になるのが、日本ハムファイターズの斎藤佑樹選手です。
ご存知の通り、斎藤佑樹選手は甲子園優勝投手・大学日本一という華麗なる経歴を引っ提げてドラフト1位でプロ入りしたものの、プロではほとんど活躍できず・・・。
本来クビになって然るべき成績なのに、毎年契約を更新し、一軍でも投げさせてもらえるという状況でネットでは度々批判を浴びています。
斎藤佑樹の最新年俸と生涯年俸、年俸推移
それでは、斎藤佑樹選手はプロ野球でどのくらい稼いでいるのでしょうか。
最新の年俸と生涯獲得年俸はこちらです。
・2021年度年俸:1,250万円
・生涯年俸(11年):2憶3,780万円
斎藤佑樹選手の2021年の年俸は1,250万円!
ここ3年で0勝、1軍登板すらほとんどしていないのに、1000万円プレーヤーです。
実に羨ましい。
プロ野球選手の場合、活躍できる期間が短いという問題もありますが、それにしたって、11年間の年俸の合計(生涯年俸)は2憶3,780万円とサラリーマンの生涯年収(2017年で2憶1,803万円)を超えています。
年俸の推移はこんな感じです。

2013年の3500万円をピークに右肩下がりの傾向はあるものの、それでも一般人からすると十分過ぎる給料を貰っていますね。
これを見ると、世間でどんなに批判されようとも、自分からは引退を口にしない気持ちもわからないでもないですよね。
練習だけして、年に数回1軍の試合に投げて、その結果はどうであっても、年収1000万円以上もらえるのですから。
斎藤佑樹選手のメンタルがすごい
とはいっても、僕だったら、多分斎藤佑樹選手の状況には耐えられないと思います。
一般のサラリーマンで言うと、窓際族に追いやられて、会社の利益に全く貢献していない状況です。(斎藤選手の場合は人気・グッズ収入なんかで貢献しているのでしょうが、チームの勝利には直接貢献していません。)
そう、まるで闇金ウシジマくんで、同僚に嵌められて追い出し部屋に異動させられて、曽我部正行の境遇のよう・・・。


※曽我部はこの後結局、やりがいを求めてブラック企業に転職します。(でも、あんまり上手くいってないらしいです。)

普通の人間だったら耐えられない状況でも、プロ野球選手にしがみつく斎藤佑樹選手のメンタルは本当に強いと思います。
まあ彼の場合は辞めても仕事はいくらでもありそうですし、お金というよりは、「自分はまだまだやれる」という根拠のない自信があって辞めていないだけのようにも感じますけどね。
斎藤佑樹選手の境遇とメンタルが羨ましいなというお話でした。
もちろんそこに至るまでの才能・努力があっての話ですけどね。
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