「よだれ鶏」という食べ物をご存知でしょうか?
よだれ鶏は、茹でた鶏肉を辛いタレで味付けした中華料理(四川料理)の名前です。
よだれ鶏は、川菜(チョワンツァイ、四川料理)の一つで中国名は口水鶏(コウシェイヂィ)。茹でた鶏肉に唐辛子や花椒・ラー油の入った辛いタレで食べる冷菜です。口水鶏の口水は“よだれ”を意味することから日本では“よだれ鶏”と呼ばれ人気が高まっています。
「いちまる厨房 世界の地方料理」
日本の家庭でよだれ鶏が出て来ることはあまりないと思いますが、サラリーマンであれば、ランチで中華料理屋に入ったときに頼んだことがある方も多いのではないでしょうか。
よだれ鶏、おいしいですよね。
よだれ鶏の語源・由来は、「よだれが出る程おいしい」というものであり、その名の通りとてもおいしいのです。
辛い味付けでさっぱりしているので、食欲のない暑い夏の日なんかには最高です。
これが家で食えたなら…。
食えます!!
実はあるアイテムを手に入れるだけで、よだれ鶏を家庭でも、超簡単に作ることが出来ます。
そのアイテムを使ったよだれ鶏のレシピをご紹介しましょう。
よだれ鶏の超簡単レシピ
よだれ鶏を簡単に作るために使用する魔法のアイテムは、桃屋の「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」です。
「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」は別記事で紹介させていただいた、僕の中での今イチオシの調味料です。
よだれ鶏の材料(「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」利用)
2人前の材料は以下の通りです。
- 鶏もも肉 … 1枚
- しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油 … 大さじ2
- 鶏のゆで汁 … 小さじ2
- 醤油 … 小さじ1
- 刻みネギ(青ネギ) … 適量
「麻辣香油」以外はありふれた材料ですね。
刻みネギ(青ネギ)は、料理の過程でも使いますし、薬味としても使いますが、まあ別になくても支障はありません。
よだれ鶏はとりむね肉を使うことが多いようですが、ここはもも肉です。
「麻辣香油」の量は辛さの好みに合わせて調整して下さい。
1点注意が必要なポイントとして、僕の持っている大さじスプーンは、大きさ的に「麻辣香油」の瓶に入りませんでした(笑)
よだれ鶏の作り方(「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」利用)
(1) 1.5Lの湯を沸かし、鶏もも肉・刻みネギを入れ再度沸騰したら火をとめて蓋をし、20分程度(肉に火が通るまで)置く。
(2)「麻辣香油」・(1)の鶏のゆで汁・醤油を混ぜ合わせる。
(3) 器に食べやすい大きさに切った(1)を盛り(2)をかけ、刻みネギをのせる。
笑っちゃう程簡単なことがわかると思います。
このレシピの良いところは、肉を茹でている間、キッチンタイマーを仕掛けて放置するだけで完成する、という点です。楽過ぎます。
正直、お肉を焼くより簡単です。(焼く場合は火加減をみてひっくり返さないといけませんから)
完成品
そうして僕が作った「よだれ鶏」がこちらです。


おいしそう…でしょうか?
鶏もも肉なので、肉の形が不格好なのはご容赦下さい。
「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」をもう少しふんだんに使った方がビジュアル的には良いかもしれませんが、味としては、この量で十分です。
実際、味は完全に間違いありません。立派なおいしい「よだれ鶏」です。
さっぱりした鶏もも肉に麻辣香油の辛いタレが絶妙にマッチしてご飯(お酒)が進む進む。
普段鶏もも肉を塩コショウで食べてばかりいる僕にとって、同じ鶏もも肉で超手軽によだれ鶏を作れるようになったことは、革命的な出来事です。
※すみません。実は今回のレシピは桃屋のサイトで紹介されていたレシピをほぼパクっています。
パクチーが嫌いな僕は、パクチーの代わりに刻みネギにしました。
オリジナル要素はそこだけです。
同じ調味料でもう1品
そして、「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」を使ってよだれ鶏を作ったときには、もう1つ嬉しいポイントがあります。
それは、同じ材料(調味料)でもう1品用意出来るところです。
何が作れると思いますか?
「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」で作るもう一品は冷奴です!
見よ!!

超うまそうでしょ?
これ、冷奴に「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」「醤油」「ネギ」を適当にふりかけるだけで完成するんだぜ?
よだれ鶏と冷奴とビールがあれば、夏の夜の晩酌なんかにはもう最高でしょう。(僕はビールが苦手なので、缶チューハイで。)
もちろん、酒のつまみでなくても、ご飯として食べてもベリーグッドです。
この方法であれば男の人でも簡単に作れるので、「今夜のご飯は俺が作るよ!」と言ってこれをさっと出したなら、家族からのポイントが爆上がりすること間違いなしです!
また、鶏肉を茹でるのすら面倒という方は、チキンサラダを買って来て、「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」をかけるだけでも大丈夫です。
本当にものすごくお手軽でおいしいので、ぜひ一度お試し下さい。
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