2019年10月の増税移行、やれ軽減税率だのキャッシュレス還元だの、ややこしい制度がたくさん出来て、自分が一体いくらを支払っているのか非常にわかりづらくなりました。
そこで、問題です。
ひろしくんはお腹が空いたので、コンビニでお昼ご飯を買うことにしました。
ひろしくんが立ち寄ったのは、セブン-イレブンです。
迷った末、税抜500円のお弁当をレジに持っていきます。
店員さんに「お支払い方法はどうなさいますか?」と聞かれたひろしくんは、「楽天ペイで!」と元気良く答えて、スマートフォンで楽天ペイのコードを呈示し、決済を完了しました。なお、ひろしくんの楽天ペイは、支払元を楽天カードに設定してあります。
ひろしくんはお弁当を家に持ち帰り、温めておいしくいただきました。
さて、ひろしくんがこのお弁当に支払った金額は実質いくらになるでしょうか?
どうでしょうか。
これがすぐにわかる人は、相当な手練れだと思います。
497円
順を追って考えてみましょう。
まず、500円のお弁当を持ち帰りで買った場合、軽減税率が適用され、消費税は8%です。
500円×1.08=540円
楽天ペイで支払っているので、セブンイレブンではキャッシュレス還元2%が適用されます。
540×0.98=529.2 ≒ 529円 (キャッシュレス還元額の小数点以下は切り捨て)
この支払額529円に対し、楽天ペイ自体の5%還元と、楽天カードによる1%還元が受けられます。(後日、楽天ポイントが付与される。)
529×0.94=497.26 ≒ 497円
はい。というわけで、答えは497円です。
なんと、税抜き価格より安いという結果になってしまうんですね!
これはビックリしました。
キャッシュレス還元には期限がありますし(2020年6月30日まで)、楽天ペイの5%還元もいつまで続くかわかりません。
ただ、少なくとも現段階では、楽天ペイで支払うことによりこれだけ支払いがお得になります。
こうなると、現金で支払うのがもったいなく感じますよね。(他の支払い方法だと、もっと安くなるものもあるかもしれません。情報求む!)
せっかくなら、キャッシュレスで支払って少しでも得をしましょう!
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